【おいしい野菜の選び方】きゅうり-旬や栄養、保存方法などこれさえ読めば野菜の情報丸分かり!

代表的な夏野菜のひとつであり、みずみずしい独特な食感がくせになる「きゅうり」。

その水分量は実に95%もあり、食べることで水分補給も同時に行うことができ、夏バテで食欲が減って来た時の貴重な水分補給としても非常に有能な役割をもっています。

その分栄養価はあまり高くありませんが、調理も簡単でお手軽においしい一品を作ることができるので、冷蔵庫に常備しておきたい野菜のひとつです。

 

今回はそんなお手軽便利野菜であるきゅうりの選び方保存方法、きゅうりを調理する上で知っておいてほしい基本情報

余り知られていない農家マル秘情報もお伝えしたいと思うので、是非ここで覚えてこれからの生活に活用してください。

 

14kcal/100g(きゅうり1本)

きゅうりのきほん

きゅうりの旬

きゅうりは「夏(5月~8月)」が旬になります。

基本的に生で食べることが多いきゅうり。

夏祭りなどにいくと浅漬けされて串に刺されたきゅうりが売られている光景などもよく目にすることがありますね。

サラダや漬物としての調理方法との相性が抜群で、食欲が減りやすい夏の時期にもその水分量の多さから食べやすいという特徴をもっているので、そういった体調の時には積極的にて食べるようにしましょう。

きゅうりの味

生食での食事には向いているがその反面、水分量が多い影響でなかなか味がなじみにくいという特徴を持っています。

サラダや浅漬けにする際にも、めんぼうを使って叩いて潰したり、断面積を広くして切ったりすることで通常よりも味がなじみやすくなります。

きゅうりの種類

一般的なきゅうりとしてスーパーに並んでいるものが「白いぼ系きゅうり」は、ほんのりときゅうり特有のにおいを感じることができ、くせの少ない食べやすさが特徴です。

普通のスーパーではなかなか目にすることがないのであまり種類はないと思う方も多いかもしれませんが、地方特有のきゅうりの数は多く、石川県の太いきゅうりである「加賀太きゅうり」、いぼが多い「四川きゅうり」、大阪の「毛馬きゅうり」などその数は多く、それぞれに特徴があります。

きゅうりの主な栄養

これまでにも述べたようにきゅうりにはあまり栄養はないのですが、「ビタミンCと「カリウム」のバランスがよく、人の体の中のナトリウムのバランスを整えるという効果をもっています。

また夏野菜としての役割としても有能で、食べることで体の熱をとる効果もあったり、高い利尿効果もあることから、高血圧の抑制やむくみ改善といった効果もあるといわれています。

おいしいきゅうりの選び方!

ポイント1「形を確認する」

できるだけまっすぐで形のきれいなものがいいですが、実はきゅうりは出荷の際に軽い曲がりを反対に曲げてまっすぐになるように調整しているので、そこまで気にする必要はないので形に関しては自分の調理に適したものを選ぶようにしましょう。

ポイント2「表面を確認する」

緑が強くつやのあるものを選ぶようにしましょう。

いぼはさわると痛いぐらいとがっているきゅうりがオススメです。

最近は品種改良でなくなりましたが、白い粉(ブルーム)がついているきゅうりは新鮮でおいしいきゅうりを見分けるポイントでもあったので、もし見かけたら一度購入して食べてみてください。

ポイント3「へたを確認する」

へたがしおれておらず、みずみずしいしおれのないものを選ぶようにしましょう。

とれたてのきゅうりになると実際にこの切れ目から水がじわっと染み出るほど水分が豊富に入っているのできゅうりを選ぶ上でへたの確認は重要なポイントです。

便利においしく!きゅうりをおいしいまま保つための保存方法!

きゅうりは水分量が非常に多く日持ちしにくい野菜のひとつなので、基本的に保存はおすすめしません

どうしてもという場合には、夏なら水気を拭きとり袋に入れ口は閉じずに冷蔵庫の野菜室で保管、冬はすずしければ冷蔵庫でなく室内の保存でも大丈夫ですが、長期間保存するととろけてしなびてしまうので注意しましょう。

大量にもらって使い切れない場合には、かるく塩をふり保存することですこし保存期間がのびます。

保存するときには横にして保存するのでなく、できるだけ立てて保存することもポイントです。

食育から幸せに!最高のきゅうりを食べよう!

あまり目立つ野菜ではありませんが、よく見るといろいろな料理にで使われているきゅうり。

水分量の多さとその特有なみずみずしい食感は食べやすくくせになります。

調理としての活用はなかなか難しいかもしれませんが、カットしそのままや漬けるだけでおいしく食べることが出来るという利便性は、慣れると食卓の強い味方になること間違いなしです。

夏場の夏バテ防止目的だけでなく、通年して料理に使用していける野菜なので、正しい選び方や保存方法を覚えて、うまく活用していきましょう。

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